OZONE

オゾンガスを歯科治療に使用する歴史は古く、ドイツでは50年以上前から実施されてきました。現在では、ブラジルにおいてオゾンガスを用いた歯科治療は国の保険適応となっています。
CT値で次亜塩素酸の200倍の消毒効果を持つオゾンガスは、他の消毒剤のような刺激性や残留性がなく、また、耐性菌を作らない極めて強力でありながら安全な殺菌消毒剤です。また、オゾンガスが細菌などと反応すると殺菌した後に瞬時に酸素に変化しますので、嫌気環境を好気環境に変える作用も併せ持っています。
このような極めて有益な作用によって、オゾンガスは歯周病、根管治療、虫歯治療、外科治療などで卓越した治療効果を発揮します。

さらに、患者さんから採血した血液に最適な濃度と最適な量のオゾンガスを混和させ、これを返血する「血液オゾン療法」は、歯科において、口腔の健康に影響を与える様々な全身の問題に介入できる点滴療法として、非常に良好な臨床成績を示します。